州政府によるSUV購入禁止……カリフォルニアの英断

エコカー 燃費

SUVは燃費が悪く環境問題に悪影響を及ぼす、という議論は以前からある。ゼロ・エミッション法案など、独自の環境対策を掲げて来たカリフォルニア州政府では、今後政府機関によるSUVの購入、使用などを認めない、という法案が現在決議に向けて検討されている。

カリフォルニア州政府が公用車として所持している7万3000台の車のうち、SUVが占めるのは10%弱で、このうち警察や救急ユニットに対しては今後もSUVの使用が認められるが、その他の政府系機関では禁止する、というもの。

法案を提出した議員によると、SUVの禁止は環境問題だけではなく、一般乗用車よりも価格が高いSUVを購入しないことで納税者の負担も減る、という。巨額の財政赤字に苦しむカリフォルニアにとっては微々たる額だが、州民の世論はこの法案賛成に大きく傾いている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  3. レクサス『LS』現行型、最終モデル「ヘリテージエディション」米国発表…250台限定
  4. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  5. メルセデス・マイバッハ『Sクラス』に「V12エディション」、100年続くV12エンジンの伝統に敬意…世界限定50台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る