昨年の10月から販売が始まったGMのサターンブランドの新型コンパクトセダン、『ION』の製造が6月から7月にかけて2週間停止されることになった。1月のデトロイトオートショーで発表され、エントリーモデルの新しいコンパクトセダンとして注目されていたIONだが、販売成績は苦戦していた。
サターンによると、現在IONの在庫は110日分に達しており、通常の車の在庫サイクル、60から70日分と比較しても多い。そのため、「作り過ぎ」を防ぐために今回の工場の稼動停止となった。
しかし、このまま売れ行きが伸びなければ、さらに生産停止期間の延期やレイオフなども考えられる。