緊急要請…8都県市が国にDPF購入補助の継続を

エコカー 燃費

東京、神奈川、千葉、埼玉の8都県市首脳会議は、国土交通省に対して、DPF(ディーゼル微粒子除去装置)購入補助制度の継続を求める要望書を提出した。国土交通省は、今年度予算でDPF補助制度を創設したが、予算を上回る補助申請がすでにあり、11日に募集を締め切った。

国土交通省は、2003年度予算で総枠40億円のDPF補助制度を創設したが、申し込みが枠を大幅に上回る59億円分に達したことから、同省は早々と募集を打ち切った。

今年10月1日から、東京、神奈川、千葉、埼玉では、条例により、一定の排ガス基準を満たさないディーゼル車の運行を規制する流入規制を実施する。規制を満たさないディーゼル車は、DPFを装着すれば運行できるようになるが、景気低迷のなかで、運送会社では、DPFのコスト負担が重くのしかかる。

このため、各自治体でもDPFの購入補助、車両買い替え融資などの支援体制を講じているが「事業者の要望は極めて高い」ため、国に対しても補助制度の拡充と継続を要望することにした。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  4. スズキ『クロスビー』改良新型、内外装を刷新…215万7100円から
  5. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る