ミニパト6台を素手で破壊! 血痕が教えた容疑者

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24日未明、北海道道警・岩見沢署で捜査車両用の駐車場に男が侵入し、交通課に配備されているミニパトカー6台のガラスを素手で叩き割るという事件が起きた。

警察では器物損壊の容疑で30歳の男を検挙したが、意味不明な言動を繰り返しており、刑事責任能力の有無も合わせて調べを進めていく方針。

北海道警・岩見沢署の調べによると、事件が起きたのは24日の午前2時55分ごろだという。同署の周囲をパトロールしていた当直の署員が捜査車両用駐車場に止めてあったミニパトカーの窓ガラスが割れていることを発見した。こ

の駐車場には地域課で使用しているパトカーや、覆面パトカーなどを含め、当時は30台ほどの捜査車両が駐車されていたが、被害を受けていたのは交通課などのミニパトカー6台だった。これらは1カ所に集中して置かれていたわけではなく、空いているスペースに置くなど位置がバラバラだったにも関わらず、なぜか執拗に狙われていた。

現場には大量の血痕があり、警察ではガラスを割った際に容疑者がケガをしたと判断。血痕は警察署近くの民家まで続いており、警察がこの家に住む男を呼び出したところ、手にケガを負っており、「ガラスを素手で割った」など容疑をほのめかしたことから器物損壊容疑で検挙した。

警察では男から動機などの事情を聞く方針だが、意味不明の言動も繰り返しており、今後は刑事責任能力の有無も合わせて調べを進めていく方針。

男は駐車場に侵入した直後、ごく短時間でガラスの破壊を続けたものとみられているが、全て素手で割っていたようだ。当時署内には10人程度の当直員がいたが、物音には誰も気がつかなかったらしい。

《石田真一》

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