【新型日産『プレサージュ』発表】普段の快適性を重視し、キャプテンシート採用

自動車 ニューモデル 新型車
【新型日産『プレサージュ』発表】普段の快適性を重視し、キャプテンシート採用
【新型日産『プレサージュ』発表】普段の快適性を重視し、キャプテンシート採用 全 2 枚 拡大写真

新型『プレサージュ』は多彩なシートアレンジを特徴としたクルマだが、ワンモーションでフルフォールディングを可能としたサードシートだけではなく、普段はキャプテンシート、時と場合に応じてベンチシート形状にもなるセカンドシートも特徴のひとつといえるだろう。

商品企画本部の西尾廣基・チーフプロダクトスペシャリストは「ミニバンの日常使用を考えた場合、フル定員乗車することはほとんどなく、普段は2〜3人乗りとして使うことが大半だと思います。そこで2列目にはキャプテンシートを採用することを決めましたが、横にスライドする機能を設け、ベンチシートとしても使えるようにしてあります。シートベルトも設置して法的な問題もクリアし、最大乗車時には8人乗りになります」と説明する。

左側の座席をレバー操作でスライドさせ、ひじ掛けを跳ね上げた状態で右側のシートと密着させればベンチシートに早代わりする。ひじ掛けの部分が背もたれに変身するという仕組みだ。普段はキャプテンシートとして使えるため、「最初からベンチシートを採用したミニバンよりも乗り心地が良い」と西尾チーフは言う。左座席をスライドさせる方式を選んだのは、左ドアからの乗降性を高めるという目的もあったようだ。

チャイルドシート装着に関してはセカンドシート、サードシートの両方に装着できるが、ISO-FIXに対応しているのはセカンドのみとなる。

「1列目と2列目で4人乗車とし、サードシートを完全に収納した場合、これまでのミニバンにない広大なスペースと快適な乗り心地を得ることができます。こうした使い方は非常に贅沢といえるのではないでしょうか」と西尾チーフは語るが、使い方次第では『エルグランド』よりも快適になるというところが隠れたアピールポイントのようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る