監督のクルマが暴走!! 高校の野球部員5人が重軽傷

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1日午前、千葉県酒々井町の私立高校敷地内で38歳の男性教諭が運転する乗用車が暴走し、同校の野球部員5人が重軽傷を負うという事故が起きた。この教諭が「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述していることから、警察では業務上過失傷害の疑いもあるとして調べを進めている。

千葉県警・佐倉署の調べによると、事故が起きたのは1日の午前8時30分ごろとみられる。酒々井町伊篠にある私立高校敷地内の私道で、38歳の男性教諭の運転するクルマが、対向してきた保護者のクルマを避けようとした際、道路左側の溝にタイヤを落とした。

この教諭は自分が監督を務める野球部の部員12名を現場に集め、全員でクルマを持ち上げるように指示。クルマは側溝から脱したが、その直後に突然暴走。部員3人をボンネット付近に乗せたまま、反対側のフェンスに激突した。

この事故で2年生の部員がガードレールとクルマの間に挟まれて両脚の骨を折る重傷を負い、他の4人も振り飛ばされた際に腰などを打つ軽傷を負った。

警察では事故の原因を調べているが、教諭は「側溝から出た際、アクセルとプレーキを踏み間違えたかもしれない」と供述しており、突然暴走したという経緯からもこれが事故の原因ではないかとみられている。

公道外での事故ではあるものの、実際の運用では公道に準じる場所であることから、警察では引き続き業務上過失傷害の疑いでこの教諭から事情を聞く方針。

《石田真一》

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