「ここは走りにくい」と思わせる---富山県のドリフト族封じ込め策

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富山県砺波土木センターは1日、富山県が道路管理者となっている国道304号線のうち、ドリフト族が頻繁に出没する城端町大谷島地区で道路脇の待避所を閉鎖する防護柵を設置し、転回を難しくする構造にしたことを明らかにした。カーブの続くコースに挑戦するため、何度も転回して往復するクルマが目立ったが、それを封じ込める狙いがあるという。

これは富山県がドリフト族対策として実施しているもので、ドリフト族の数が飛躍的に増加する夏休みシーズン到来前に行われた。県が道路管理者となっている国道304号線のうち、急勾配と急カーブが連続する城端町大谷島地区を通る区間でドリフト族のクルマが駐車したり、転回のスペースとして使用する待避所1カ所をフェンスで閉鎖して使用できないようにした。

また、反対側にある三叉路の中央部を柵で塞ぎ、ここでの転回も困難にしている。ドリフト族が「タイムアタック」と称して走り抜ける起終点を封鎖することで、「走りにくくなった」と実感させる狙いがあるようだ。

県では道路への対策を施すだけではなく、富山県警に対しても取り締まり強化を依頼。これを受け、警察でも夏休み期間中の週末を中心にパトカーを現場に派遣する予定だ。

富山県警では、これまで人員不足の問題から看過されてきたドリフト族に対する取り締まりを、今年からは一段と強化するということをすでに表明している。他署からの応援部隊を積極的に派遣し、騒音問題や速度超過、無謀運転の阻止に当たる。

ドリフト族に関しては多くの自治体がその処遇に頭を悩ませているが、道路自体を走りにくい構造にすること、警察による取り締まりを強化することが有効的とされており、富山県もこの形で実施。一定の成果がでた場合には県内の他地域にも広げていくとしている。

《石田真一》

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