トヨタ、傘下建設2社を合併して「トヨタT&S建設」設立

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トヨタ自動車グループの建設会社である豊田総建(豊田市)は、同社の子会社である新和建設(名古屋市)と今年10月1日付で合併、「トヨタT&S建設」として新発足することになった。両社はトヨタの工場やトヨタディーラーの店舗などを手掛けているが、合併を機に「トヨタ」の名を冠にしてブランド力を高め、グループ内外からの受注拡大を図る。

豊田総建は、1950年に「ユタカプレコン」として設立、プレキャストコンクリートによる短工期施工を武器にトヨタなど製造業の工場などを手掛けてきた。80年に現在の社名に変更している。新和建設は1973年の設立で、トヨタディーラーの企画・立案・施工が中心。

新会社の資本金は4億7000万円で、トヨタが56%を出資する。社長には豊田総建の高崎誠社長が就任。従業員は約330人となる。06年度には300億円の売上高を目標にしている。

《池原照雄》

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