飲酒運転!? 警官を60m引きずったクルマ逃走中

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4日未明、大阪府大阪市中央区内の路上で、飲酒検問を行っていた警官が赤っぽい色のクルマに乗っていた男にアルコール検知を実施しようとしたところ、このクルマが急発進して警官を60m引きずるという事件があった。警官は転倒して全治10日の軽傷を負ったが、クルマはそのまま現場から逃走した。警察では悪質な公務執行妨害事件として調べを進めている。

大阪府警・南署の調べによると、事件が起きたのは4日の午前0時10分ごろだという。大阪市中央区難波の市道で同署の42歳巡査長が飲酒検問を実施していたところ、1台のクルマがアルコール検知を行う前に急発進した。

巡査長はクルマの窓枠にしがみつきながら停止を求めたが、クルマは徐々に加速。巡査長は60mほど走った地点でクルマから振り落とされた。巡査長は転倒した際に頭を打つ軽傷を負った。

負傷した巡査長は「窓を開け、検知器を差し出しながら、息を吹きかけてくださいと言った直後に急発進した」と証言しており、警察では飲酒運転の摘発を逃れるため、隙を見て逃走を企てたものとみている。

しかし、制止する警官を60mもひきずるなど、その行為が非常に悪質であることから、警察では公務執行妨害事件として逃げた男の行方を追っている。逃走車両は赤っぽい色をしていたが、巡査長は気が動転して車種まで覚えていないと話しており、他の特徴などはわかっていない。

《石田真一》

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