『アコード』の“ドミノ倒し”CM『The Cog』以来、TVコマーシャルのユニークさが、イギリスのメディアの注目を集めているホンダ。6月からは、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて省エネを図る「IMA」(Integrated Motor Assist)をアピールするためのCMが放映されている。
同CMは、日常生活でありがちなエネルギーの無駄遣いを減らすことを訴えたもので、電車が到着した時だけ電気がつく駅のホーム、見ている人がソファで居眠りを始めると自動的にオフになるテレビ、吹きこぼれる寸前で火が消えるガス台、自動的に止まる水道の蛇口などのシーンが、連続して描かれている。
最後に、「IMA」、「HONDA」と表示されるのみで、同技術が搭載されている『シビック』は最後まで登場しない。淡々とした映像の積み重ねで、視聴者の関心を引くことを狙ったものだが、同じような車のコマーシャルが多い中では、その狙いは成功していると言えるだろう。
なお、同CMは、ホンダUKのサイト
http://multimedia.honda-eu.com/ima/
で見ることができるし、動画ファイルのダウンロードも可能。
http://www.honda.co.uk/multimedia/index.html