民主党がモーダルシフト法案を提出---大企業に義務づけ

自動車 社会 社会

民主党は18日、トラック輸送を鉄道や船舶など環境負荷の低い輸送手段に切り替える「モーダルシフト法案」を衆議院に提出した。大企業(資本金50億円以上)の荷主に対し、モーダルシフト計画の作成と毎年の進ちょく報告を義務づける内容だ。

法案は罰則などで民間企業のモーダルシフトを強制する内容ではないものの、国に対しては2010年までに鉄道・船舶輸送の分担率(輸送トンキロベース)を現在の40%台から50%以上に引き上げる目標を科す。

物流行政を所管する国土交通省は、過去に同様の法案を検討したことがあるが「国が民間企業の輸送に口出しするとは何事か」という批判を受けて、企業の自主的な取り組みを促す「アクションプログラム」に衣替えした経緯がある。

民主党は次期国会での早期成立を目指すが、負担増を懸念する企業や、仕事を奪われるトラック業界からの反発も予想される。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る