アクシデント続発で2度のセーフティーカーに翻弄されたイギリスGP。しかし途中18ラップに渡りキミ・ライコネン(マクラーレン)を抑えてトップを走行、最終的に7位入賞を果たしたトヨタのクリスチアーノ・ダマッタにとっては、非常に印象に残るレースとなったようだ。
「レース全体を楽しむことができたし、チームの流れにもとても満足している。7位入賞は、今週末のチームのパフォーマンスにとって素晴らしい報酬だと思う。作戦もよかったし、ピット作業もよかった。最初のセーフティーカーで燃料を補給した事によって、僕がトップ、オリビエが2位を走行することができた」
「レースをリードするのは慣れていたんだけど、F1では初めての経験だったからフィーリングは特別だった。長くは続かないことが分かっていたし、楽しめるだけエンジョイして、出来るだけたくさんのアドバンテージを築こうとプッシュした」
「僕たちはここ数レースでかなり改善することができたし、残りのシーズンに向けて、そして何より2004年に向けて、いいポジションを築いていっていると思う」とダマッタは語っていた。