アルコール検知カードを食ってしまえ!!

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茨城県警は27日、飲酒運転の取り締まり時に使うアルコール検知カードを警察官から奪い、食べることで証拠隠滅を図ろうとした33歳の男を公文書棄損と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕したことを明らかにした。

茨城県警・下館署の調べによると、この男は27日の午前3時50分ごろ、下館市内の市道を自分の所有する乗用車で帰宅中、同署が行っていた飲酒検問で酒気帯び相当量のアルコールを検知された。

男は当初、飲酒の事実を素直に認めていたが、調書に記入する警官の隙を突いて傍らに置いてあった検知カードを奪い、口の中に入れて噛み砕こうとした。その様子に気づいた別の警官が男からカードを吐き出させるなどして回収したという。

検知カードには摘発した時間や検知したアルコール量などが記入されており、カードがアルコール量についての証拠品となるため、失われた場合には罪に問えなくなる。カードは汚損したものの、証拠能力までは失われていなかった。

証拠隠滅を図ったため、男はその場で現行犯逮捕されてしまったが、罰金だけではなく刑事責任も問われる事態になったと聞かされて以後は「やらなければ良かった…」などと後悔しているという。

《石田真一》

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