ヤマハ発動機、排気系部品を関連会社に事業統合

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機は29日、マフラーなど排気系コンポーネントの製造を行うサクラ工業(静岡県浜松市、平野慎太郎社長)と、排気系コンポーネント部品で事業統合する、と発表した。

ヤマハは、2輪・4輪バギー・スノーモービルなど自社製品用の排気系部品のうち約6割を、20%を出資するサクラ工業に委託している。自社での内製は全体の3割だが、これを、2004年4月からすべてサクラ工業に委託する。ヤマハは自社での排気系部品の開発・生産を取り止め、サクラ工業に集中することで、開発〜生産の一貫体制を整える。

2輪車の排気系部品は、環境・騒音対応などにより、車両全体に占めるコスト割合が高まっている。ヤマハは、サクラをグループの排気系部品のシステムサプライヤーとして育成し、競争力を高める。

事業統合にともない、ヤマハはサクラ工業への出資比率を33.4%に高める。製造設備などは、2004年9月までにサクラ工業に移設する予定。また、ヤマハは、技術移転のため、今後4年間にわたり50〜100人規模の出向・支援を実施する。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. 【シトロエン C4ハイブリッド 新型試乗】ハイドロ系ダンパーでも「薄味」なシトロエン…中村孝仁
  4. スズキ『クロスビー』改良新型、内外装を刷新…215万7100円から
  5. カワサキが歴史的ブランド継続、『メグロK3』11月発売決定、価格は141万9000円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る