追い越し車線でパンク修理---警察はどう判断するのか

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29日早朝、千葉県習志野市内の東関東自動車道で、追い越し車線にクルマを止めてパンク修理をしていた47歳の男性が後続車にはねられて死亡するという事故が起きた。警察では後続車を運転していた32歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕、被害者の死亡によって容疑を業務上過失致死に切り替えて捜査を続けている。

千葉県警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは29日の午前5時50分ごろだという。習志野市香澄付近の東関東自動車道下り線で、追い越し車線上にクルマを止めてパンクの修理をしていた47歳の男性が、後から走ってきた32歳の男が運転するワゴン車にはねられた。

男性は60〜80km/h近い速度ではねられたとみられており、体は数十メートル先まで飛ばされていた。男性はすぐに病院に収容されたが、搬送先の病院で死亡が確認されている。警察では後続車を運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕し、被害者の死亡が確認された以後は業務上過失致死に容疑を切り替えて捜査を続けている。

被害者の男性のクルマを追い越し車線を走っていたとみられるが、タイヤがパンクしたためにその場へクルマを止め、修理を行おうとしたらしい。

後続車の運転者は警察の調べに対して「追い越し車線を走っていたが、前方にいたクルマが止まっていることに気づき、直後に誰かが路上に座っていることに気づいた。慌ててハンドルを左に切ったが間に合わなかった」と供述しているという。

現場は料金所の手前800m付近にあるが、ほとんどのクルマは、事故現場付近では本線走行時のスピードが維持していると考えられている。

警察では後続車を運転していた男の前方不注意なども事故原因の一端と見ているようだが、そもそも追い越し車線にクルマが止まっていることを事前に予測することは難しく、ましてやパンク修理をその場で行っているとも常識的には考えにくいだろう。全責任を後続車の運転手に負わせるのは酷のような気もするが、警察はどう判断するか。

《石田真一》

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