富士重スバル『トラヴィック』を改良、1.8リットル車も追加

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富士重スバル『トラヴィック』を改良、1.8リットル車も追加
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富士重工業は30日、スバル『トラヴィック』を一部改良するとともに、排気量1.8リットルの新グレード車「Aパッケージ」を追加し、同日から発売する、と発表した。

トラヴィックは、富士重が米ゼネラルモーターズ(GM)からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けているモデルで、GMタイランドで生産されている。欧州などではオペル『ザフィーラ』として販売されている。

今回の改良では、日本での使い勝手に適した仕様に変更するなど、商品力強化を図った。2列目シートに4:2:4分割機構や、中央席3点シートベルト、リクライニング機構、左右席へのISO FIXチャイルドシート対応構造を追加。また、電動格納式リモコンドアミラーを装備したほか、ワイパーレバーとウインカーレバーの取り付け位置を左右入れ替え、国産車同様の操作性を実現した。

新デザインのフロントグリル、リヤコンビランプを採用して外観を一新。スポーティーな新デザインの16インチアルミホイールを採用した(「Sパッケージ」、「SLパッケージ」に標準装備)。

メーカー希望小売価格は、Aパッケージが189万5千円。2.2リットル車は、「Cパッケージ」が217万円と従来にくらべ17万5000円のアップ。また、SパッケージとSLパッケージは、それぞれ10万円値上げし、Sパッケージを236万5000円、SLパッケージを256万円にした。

《編集部》

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