ホンダは7月10日、直列4気筒・399ccエンジンを搭載した新型ネイキッドスポーツ『CB400 SUPER FOUR E-Clutch』を、8月21日に発売すると発表した。メーカー希望小売価格は99万8800円(税込)と、100万円を切る価格でのリリースとなる。販売計画台数は4600台。
【画像】「鈴鹿8耐」に展示されたホンダ CB400 SUPER FOUR E-Clutch
7月3日から5日にかけて鈴鹿サーキットで開催された「鈴鹿8耐」(2026 FIM 世界耐久選手権“コカコーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会)で、ほぼ市販モデルと思われる車両が展示され、注目を集めたばかり。3月の大阪・東京モーターサイクルショーでサプライズ公開され話題となっていたスーフォアが、待望の発売となる。
開発コンセプトは「Next Stage CB “すべての瞬間が、楽しさにつながる”」。1992年に登場した初代「CB400 SUPER FOUR」(通称:スーパーフォア、スーフォア)からの系譜を受け継ぐジャパニーズネイキッドスタイルを採用しながら、新設計のエンジンや車体、先進の電子制御技術を取り入れ、歴史あるプロダクトブランド「CB」を進化させた。
◆新設計の直列4気筒399ccエンジン
ホンダ CB400スーパーフォア Eクラッチ(鈴鹿8耐2026)
新設計の直列4気筒399ccエンジンは、市街地からワインディング、高速巡航まで幅広いシーンに対応するエンジン特性を目指した。スロットルバイワイヤシステム(TBW)の採用に加え、エンジン各部の低フリクション化やバルブ挟み角の狭角化による高圧縮比化を図り、広い回転域でスムーズな出力特性を実現している。
吸気系はタンク下にエアクリーナーを配したダウンドラフト式を採用。吸気ダクトとファンネルの長さや径を最適化し、低中回転域の力強さとエモーショナルな吸気音を両立させた。
排気系は、CB400FOUR(1974年)を彷彿とさせる美しい曲線を描く4-2-1集合エキゾーストパイプを採用。マフラー内部の連通管を最適化し、直列4気筒ならではの伸びのある排気音を演出している。
◆Honda E-Clutch 専用モデルに
ホンダ CB400スーパーフォア Eクラッチ(鈴鹿8耐2026)Honda E-Clutch(Eクラッチ)は、発進・変速・停止などの場面でクラッチレバー操作を不要とし、最適なクラッチコントロールを自動制御するホンダ独自の電子制御技術だ。TBWとの協調制御により、シフトダウン時には半クラッチ制御に合わせてTBWがエンジン回転数を制御し、短時間で回転差を吸収して変速ショックを低減する。
また、急減速時や路面の段差などでリアタイヤが跳ねる場面では、前後輪の車輪速差からリアタイヤの挙動を検出し、半クラッチ制御を介入させることで安定した車体挙動に寄与する。
通常のマニュアルトランスミッション車のように、クラッチレバーを操作して走ることもできるのが特徴だ。
◆快適性とスポーティな走行性能を両立した車体
ホンダ CB400スーパーフォア Eクラッチ(鈴鹿8耐2026)フレームは新設計の鋼管ダイヤモンド式を採用し、軽量化と配置の最適化によりマスの集中化を図った。サスペンションはフロントに倒立カートリッジタイプ、リアにプロリンク式を採用し、快適性とスポーティな走行性能を両立させている。
ライディングポジションは、日常使いからツーリングまでを想定したアップライトな設定とし、シートは、前端の幅を絞った断面形状とすることで良好な足つき性にも寄与する。
◆装備、カラーバリエーションは
ホンダ CB400 SUPER FOUR E-Clutch
ホンダ CB400 SUPER FOUR E-Clutch
ホンダ CB400 SUPER FOUR E-Clutch
ホンダ CB400 SUPER FOUR E-Clutch5インチフルカラーTFT液晶メーターを標準装備し、スマートフォンと連携する「Honda RoadSync」機能により、音楽再生やナビゲーションなどのアプリ操作が可能だ。ライディングモードは「STANDARD」「SPORT」「URBAN」「USER」の4種類を用意する。ヘッドライトハウジング右側にはUSBソケット Type-Cも標準装備する。
カラーは、往年の『CB750F』のカラーリングをモチーフとした「ウルフシルバーメタリック」、ストライプがより映える迫力の「マットバリスティックブラックメタリック」、クールで落ち着いた印象の「ロスホワイト」、深みのある赤が高級感を醸し出す「キャンディークロモスフィアレッド」の4色を設定している。




