日産自動車は、第1四半期(4-6月)の業績の概況を発表した。連結売上高は1兆6498億400万円だった。前年同期比は公表していない。利益面では、新車販売は好調で増益要因があったが、為替でマイナスの影響が出ている模様だ。
グローバルでの小売販売台数は前年同期比2.7%増の70万215台と前年を上回った。日本は同5.9%減の16万9786台と落ち込んだが、米国は同7.6%増の20万706台、欧州が同3.4%増の13万875台、その他が同5.6%増の19万8848台と好調に推移した。
今回の決算発表は利益と前年同期比を非開示なため、業績の判断は困難だが、2004年3月期決算見通しの変更は無いとしている。