アメリカの経済誌『Business Week』(アジア版)が今週発表した“ザ・100・トップ・ブランド”ランキングに、日産が89位にランクインした。
同誌では、カルロス・ゴーン社長の手腕を評価する一方、日産車の人気の高さに、ブランドの評価は、まだまだ追いついていない、と分析している。また、日産のブランド価値を、約25億ドル(3000億円)と試算している。
同ランキングでは、商品のセールスにおいて、ブランドがどの程度の効果を与えているかを推計したもので、当該ブランドのマーケットにおけるリーダーシップ、その安定性、地理的または文化的な障壁を超える訴求力などを数値化している。
同ランキングの1位はコカ・コーラ、2位はマイクロソフト、3位はIBMで、自動車のブランドでは、10位メルセデス、11位トヨタ、14位フォード、18位ホンダ、19位BMW、42フォルクスワーゲンだった。このうち、フォードはブランドの価値を、前年から16%も落としたルーザー(敗者)として紹介されている。