シートベルト未装着&飲酒運転は確実に死を招く……お盆の死者

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警察庁は19日、お盆休み期間中(8月9日から18日)の10日間に全国で発生した交通事故の発生状況を発表した。死亡者数は213人で、昨年同期比で17人減(7.4%減)となり、1日あたりの平均死者数も21.3人に留まった。

これは警察庁の交通局が明らかにしたもの。死亡者213人のうち、クルマに乗車中に死亡したのは104人だったが、シートベルト未着用状態で死亡した人は64人となり、全体の61.5%にも達した。飲酒運転を起因とする死亡者は前年同期比で42.8%減となる17人となったが、酒酔い運転で死亡した人は9人もおり、飲酒運転の罰則が強化された中でも相変わらず飲酒運転を強行する人が存在することをうかがわせる。

事故死者が最も多かったのは北海道の22人で、次いで埼玉の14人、静岡12人、愛知11人、神奈川10人と続く。岩手、秋田、山梨、富山、和歌山、鳥取、佐賀、長崎の各県はいずれも1人の死亡者を出したが、死者を全く出さないという都道府県は今回は無かった。

《石田真一》

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