泥酔タクシー、客を乗せたまま衝突事故

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大阪府警は26日、泥酔状態のままタクシーを運転し、他車との衝突事故を起こしたとして55歳の運転手の男を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で24日に逮捕していたことを明らかにした。事故当時は営業中で、女性客1人が乗り合わせていたという。

大阪府警・東成署の調べによると、事故が起きたのは24日の午後7時45分ごろ。大阪市東成区深江南付近の府道交差点で、右折しようとしていたタクシーが直進してきた31歳の男性が運転する乗用車と出会い頭に衝突した。

乗用車は右折を強行してきたタクシーに気がつき、急ブレーキを掛けたため、双方のドライバーやタクシーに乗り合わせていた女性客1人も負傷せずに済んだ。

事故後、タクシー運転手の言動や挙動がおかしいことに気がついた男性は「どうも酒に酔っているらしい」と警察に通報。

駆けつけた警察官も男のアルコール臭に気づき、アルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.8ミリグラムという高濃度のアルコールを検出。立って歩けないほどの泥酔状態であることも確認された。このため、警察では男を道交法違反の現行犯で逮捕している。

男は会社に無断で現場近くにある自宅に帰宅し、そこで缶ビール2本と日本酒1合を飲み、さらに近所の居酒屋で酎ハイ4杯を飲んだ後、勤務に復帰。そのわずか数分後に事故を起こしたらしい。

取り調べに対しては「家族のことで腹が立って酒を飲んだ。飲んでいなければやっていられなかった」と供述しているという。

《石田真一》

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