もっとも効果的なエアバッグ

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アメリカの保険会社機構(IIHS)が事故の実態やクルマの装備の関係などをまとめた調査によると、サイドエアバッグを搭載したクルマでは、していないクルマに比べて事故による死亡者の数が45%も激減している、という。この結果から、IIHSではサイドカーテンエアバッグを「死亡事故防止のためにもっとも効果的なエアバッグである」と結論づけている。

また、カーテンタイプではないサイドエアバッグ、つまり頭部を守らず胸部や腹部のみをカバーするエアバッグでも、あるとないでは死亡者数に10%以上の開きがある、という。

このように、エアバッグのタイプと交通事故死亡者を詳細に調査したのは今回が初めてで、IIHSでは「頭部を守るエアバッグの存在がクルマをより安全にする」と、今後すべてのクルマでのサイドカーテンエアバッグ義務付けの運動を行う予定。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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