1日未明、三重県亀山市内の国道1号線で、3人乗りのバイクと65歳の男性が運転するトラックが正面衝突するという事故が起きた。この事故でバイクに乗っていた3人全員が死亡している。トラックの運転手にケガは無かった。
三重県警・亀山署の調べによると、事故が起きたのは1日の午前2時55分ごろだという。亀山市羽若町付近の国道1号線で、男女3人の乗ったバイクと、65歳の男性が運転するトラックが正面衝突した。
衝突の弾みで3人は路上に投げ出され、全員がヘルメットを着用していなかったため、頭を強打したことが原因で全員死亡している。
現場は片側1車線の緩やかな左カーブの道路で、トラックを運転していた男性の証言によると、バイクがセンターラインをオーバーし、対向車線側に逸脱。避ける間もなく衝突したという。
警察では3人乗りのために制御困難となり、左カーブを曲がりきれずに事故を起こしたものとみている。
乗っていた3人は免許証を所持していなかったが、所持品から県内に住む20歳代の男2人と10歳代の女1人とみて、身元の確認を急いでいる。また、事故を起こしたバイクにはナンバープレートが無いことから、警察では盗難車として車台番号から持ち主を探すという。