【新型トヨタ『プリウス』発表】深夜早朝のお出かけにEVモード

自動車 ニューモデル 新型車
【新型トヨタ『プリウス』発表】深夜早朝のお出かけにEVモード
【新型トヨタ『プリウス』発表】深夜早朝のお出かけにEVモード 全 2 枚 拡大写真

発表会の冒頭、張富士夫社長が自らハンドルを握り、新型『プリウス』をステージ上まで運転してくるというデモンストレーションが行われたが、この際には強制的に電気モーターのみを使って走る「EVモード」が使われていた。

屋内で行われる発表会でクルマが自走してくるということはほとんどないが、モーターのみでの走行が可能というプリウスの特長を最大限に生かしたデモンストレーションだったといえる。

このEVモード、どういう場面で使うことを想定したものなのだろうか。パワートレーン本部の瀧本正民・専務取締役は「深夜や早朝など、エンジン音を響かせたくないときですね」と説明する。

EVモードに設定した場合、エンジンの始動がストップされる。55km/h程度の定速走行で約500mを走ることを想定しているという。自宅の駐車場から幹線道に出るまでの間、住宅街を抜けていく際にはEVモードを使えば騒音を極限まで抑えることができる。

「このモードで最大どの程度の距離を走行できますか?」という、ちょっと意地悪な質問に対し、瀧本専務は「バッテリーに左右されるけど、満充電時なら数キロはいくんじゃないかと思います」と回答。逆にバッテリー残量が少ないときにはEVモードがキャンセルされ、エンジンが動くようになっているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  5. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る