【新型BMW『5シリーズ』日本登場】iDriveはコントローラーだけではない

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【新型BMW『5シリーズ』日本登場】iDriveはコントローラーだけではない
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新型BMW『5シリーズ』には、最上級モデルの『7シリーズ』から導入が始まった「iDriveコンセプト」が採用されている。iDriveというと「センターコンソールに設置されたダイヤル型コントローラー」を思い浮かべる人が多いだろう。7シリーズのCMでも中心的に取り上げられており、コントローラー=iDriveと考えてしまいがちなのだが…。

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「一つのコントローラーで多種多様の操作を可能としたハイテク面ばかりが強調されるが実は違います。iDriveはハイテクでなく、インテリアデザインなのです」と説明するのは、BMWジャパン・コーポレート・コミュニケーションズ・グループの伊東雄一郎・ゼネラルマネージャー。

ドライバーの操作系デザインを白紙からデザインし直したのが実はiDriveなのだ。装置や機能の名前ではなく、システム、デザインの思想がiDriveというわけだ。

これまでのBMW車といえば、ドライバーを包み込むような、いわば“コクピット的なノリ”の運転席だったが、iDriveを採用した7シリーズからは助手席も含めた広がり感を強調している。実はこの“広がり感”こそがiDrive思想の現れであり、その流れを取り入れたのが新型5シリーズだ。

コントローラーに操作系を統合し、ボタン類の削減を可能としたことでセンターコンソールでドライバーを囲い込む必要が無くなり、広がり感を得ることになったが、コントローラーのインパクトが大きすぎたためか、そればかりがiDriveとしてクローズアップされてしまったようだ。

新型5シリーズの運転席に座ると助手席との距離感が縮まったような印象も受ける。もちろんそれは寸法云々の話ではなく、あくまでも気分的な問題。センターコンソールによるドライバーの囲い込みを廃したことで、助手席に座る人をより身近に感じるのだ。それはこれまでのBMW車では味わうことのできなかった感触でもある。

こうした乗員の感情まで想定しているのだとしたなら、5シリーズのiDriveは大成功といえるだろう。

《石田真一》

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