【三菱『FCV』燃料電池車】スモールカーにも展開したい……

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【三菱『FCV』燃料電池車】スモールカーにも展開したい……
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初の公道試験を行う燃料電池車『MITSUBISHI FCV』の開発担当役員である三菱自動車工業の安東弘光執行役員は、「次のステップとして、より小さなクルマに(燃料電池を)適用して勉強したい」と述べ、同社の『コルト』級への展開を視野に入れていることを明らかにした。

安東氏は、燃料電池車技術は当面、現状の技術に磨きをかける「拡散期」が続くと見ており、「同じ車両を何台も作るより、さまざまなタイプに展開した方が研究成果が出る」との考えを示した。燃料電池車は、現状では1台数億円のコストがかかるだけに、開発投資の効率化もにらんだものだ。

一方、市販など実用化の時期については「技術の拡散は2010年ごろには落ちつく」とし、10年代を念頭に置いていることを示した。ただ、それ以前に「顧客からの市販への要望があったり、需要が年間数万台規模になるのであれば、早期に対応しなければならない」と述べた。

《池原照雄》

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