マイクロソフトとBMW“提携”でカーマルチメディアが変わる?

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マイクロソフトが役員会メンバーにBMW会長ヘルムト・パンケ氏を任命したことが、特にアメリカの自動車業界に大きな波紋を呼んでいる。マイクロソフトがアメリカの金融業界、IT業界、法曹業界、製造業界などを差し置いて外国の自動車メーカー会長に役員就任を依頼したことは、それほどアメリカ経済全体にとってショッキングな出来事。

ここで関心が集まるのは、今回の「結婚」によって、BMWのカーマルチメディアである「iDrive」がどれほど変わるのか、ということ。iDriveに関しては、ラグジュアリーカーメーカーであるにもかかわらず、ユーザーフレンドリーなコンピュータコントロールの設定が出来ていない、と各方面から批判が押し寄せているためだ。

実は、iDriveのソフトウェアはもともとマイクロソフト製。問題はソフトウェアだけではなく、ハードにもあるようで、BMWでは別個にIBMとも提携している。ただ、新しいカーマルチメディアの構築には少なくとも3年は必要なようで、IBM製のハードにマイクロソフトのソフトを乗せた新しいiDriveは、もう少し時間が必要だ。

おそらく次世代iDriveはマイクロソフトのシステムがベースになることが確実、と見られており、BMWがカーマルチメディアで業界を一歩リードするメーカーとなる可能性も充分だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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