【新型スズキ『ワゴンR』発表】鈴木修会長「RRの価格はちょっと……」

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【新型スズキ『ワゴンR』発表】鈴木修会長「RRの価格はちょっと……」
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スズキの鈴木修会長といえば、かつて70年代に瀕死状態にあった軽自動車市場を47万円の『アルト』投入で蘇らせた立役者。それだけに、軽自動車は「常に価格と燃費という経済性を追求しなければならない」が持論だ。

新型『ワゴンR』もベース車を77万円からと設定、価格へのこだわりを見せた。一方で、スポーツ車の「RR」(ダブルR)は130万円から151万2000円(4WD、直噴ターボ)という価格帯であり、スモールカーとモロに競合する。

それだけに鈴木会長は「RRは、ある意味で自分の首を締めるようなもの」と、自己矛盾に苦笑いしている。もっとも、津田紘社長によれば「軽自動車のトップメーカーとして、チャレンジしなければならないクルマ」がRRでもある。会長−社長の“不協和音”は、スズキの世代交代が進みつつある証明(?)か。

《池原照雄》

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