大宇の関連会社が大幅な人員削減……ポーランド

自動車 ビジネス 企業動向

韓国の大宇(デーウ)自動車が、1995年に、ボーランドで買収によって設立したデウFSOモーター・ポルスカは、総人員の約半分にあたる1480人の人員削減を実施する。

同社は、資本金を21億ズロチ(577億円)から、22億5000万ズロチ(620億円)に引き上げることで債権団が合意し、再建にめどをつけた。

韓国の大宇が2001年に倒産した際に、米GMは、同社の主要な設備を買い取ったものの、ポーランドは、その対象外だった。大宇がポーランドに設立した関連会社のうち、すでに2社は整理されているが、デーウFSOは、3社目の倒産とはならずにすんだ。

これは、ポーランド政府が、産業界への影響を最小限にくい止めるために奔走したためであるが、フィアットやGMのポーランドへの攻勢は激しく、まだまだ安泰とは言えない状況だ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る