【新聞ウォッチ】北米市場でトヨタ初の200万台販売へ

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【新聞ウォッチ】北米市場でトヨタ初の200万台販売へ
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年10月3日付

●米ビッグスリー大規模リストラ(読売・8面)

●三菱自動車「買い得」11車種発売へ、ナビなど標準装備、国内販売てこ入れ(読売・8面)

●トヨタ北米販売200万台、03年見通し、ビッグ3以外初(朝日・13面)

●三菱自動車、新エンジン生産、ダイムラー・現代と共同開発(産経・10面)

●オリックス、ジャパレンを買収、首位トヨタに台数迫る(産経・11面)

●「プリウス」工場公開(産経・10面)

●ホンダ燃料電池システム、家庭用熱源にも供給(東京・8面)

●「構造改革はボディー整備」奥田日本経団連会長(日経・5面)

●トヨタ「レクサス」米販売、2006年30万台、来秋にハイブリッド投入(日経・13面)

●トヨタ「プリウス」受注、当初目標の3.5倍、発売1カ月(日経・13面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車の北米市場での販売台数が、03年に米ビッグ3(自動車大手)以外で初めて200万台を超えることが確実になったという。

米国に拠点を持つ主要自動車メーカーの9月の新車販売台数によると、トヨタ自動車とダイムラークライスラーの販売結果は、クライスラーが巻き返し、3位の座を奪還したが、トヨタの1−8月が計141万3000台と前年同期比5%増で、9月も主力の米国で同10%増を達成するなど絶好調で推移。

このペースを維持すると194万1000台だった02年を上回り、203万台に達する計算という。きのう2日付の東京夕刊が「トヨタ北米200万台へ」というタイトルで1面トップで報じたほか、きょうは同じ見出しで朝日が経済面で大きく取り上げている。

気になる貿易摩擦のほうだが、朝日によるとトヨタの張富士夫社長は「現地生産の拡大で地元経済に貢献しており、当時とは状況が違う」と影響が少ないと判断しているようだ。

《福田俊之》

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