双方が同方向に回避を試みて事故

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8日午前、茨城県江戸崎町内の町道で前方から走ってくる自転車を回避しようとしたクルマが同方向に避けようとした結果として正面衝突し、この自転車の後方を走っていた別の自転車とも衝突した。この事故で2人が意識不明の重体となり、2人が重傷を負った。

茨城県警・江戸崎署の調べによると、事故が起きたのは8日の午前7時45分ごろだという。江戸崎町沼田付近の町道で、21歳の男が運転する乗用車が前方左側を走ってきた自転車を回避しようと右へハンドルを切ったところ、自転車も右側に回避してきた。クルマは自転車と正面衝突する形になり、さらに回避を試みた結果、右側を走っていた3台の自転車とも次々に衝突した。

この事故で近くの中学校に通う13歳の男子生徒が足の骨を折る重傷を負い、12歳と13歳の男子生徒が脳挫傷などで意識不明の重体、別の男子生徒1人が軽傷を負った。警察はクルマを運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕し、取り調べを進めている。

現場はセンターラインのない緩やかな右カーブで、見通しは悪くないという。警察では男から事故当時の状況を聞くとともに、生徒からも事情を聞いて事故の経緯を調べる方針だ。

《石田真一》

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