【東京ショー2003速報】世界最小のパッケージング---スズキのFCV

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京ショー2003速報】世界最小のパッケージング---スズキのFCV
【東京ショー2003速報】世界最小のパッケージング---スズキのFCV 全 2 枚 拡大写真

スズキの津田紘社長は、米GMと共同開発した軽の燃料電池車である『MRワゴン-FCV』が10日に国土交通相の認定を受け、公道試験に入ったことを明らかにした。軽の燃料電池車としては、今年2月に始めたダイハツ工業のの『MOVE FCV−K−2』に次いでの公道試験となる。

スズキの同FCVは、GMの燃料電池スタックを採用した水素直接供給型で、2次バッテリーを使用しないシリーズ型。駆動モーターはスズキが開発した。シンプルな機構としたため、4人乗りでラゲージスペースも確保している。

津田社長は、「燃料電池車では世界最小のパッケージング。当社の小さい車づくりの技術を生かした」と、胸を張っている。市販のMRワゴンをベースにすることで充分な室内空間を確保した。津田社長は「コストダウンは当然だが、一層の軽量化も進めたい」と、将来の市販化への課題も述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る