【東京ショー2003速報】VICS、これからは中身が勝負

自動車 テクノロジー ITS

様々な要因でサービスの提供が無期延期になった網走周辺を除き、日本全国で3メディア、3レベルでのサービスを提供するようになったVICS。これからは情報の中身が勝負になる。ドライバーにより役立つ情報を提供すべく、情報の見直しをVICSセンターでは始めた。

最近、道路を走っていると、光ビーコンからの情報が「走行注意−簡易図形作成中−」というものを見かけることが多くなった。東京モーターショーVICSセンターブースの説明員によると、全国でサービス提供ができるようになった今、情報の見直しを全国展開で始めているようだ。

その一つの表れが、先ほどの画面。今後、高速道路でのレベル3の渋滞などの表示タイミングなどを検討、改良していくようだ。

ただ最終的に、情報の内容の見直しについては、その地元の公共団体の作業によることになり、VICSセンターでは簡単に変更できない。VICSセンターでは、情報の見なおしについて公共団体に上申し変更を依頼するしかないようだ。

渋滞による経済的な損失が問題になっている今、渋滞緩和のためにも、地方公共団体も積極的に交通情報の精度向上に力をいえるべきだろう。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る