【東京ショー2003速報】ヤマハは技術を芸術に……小型ビークルの可能性

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京ショー2003速報】ヤマハは技術を芸術に……小型ビークルの可能性
【東京ショー2003速報】ヤマハは技術を芸術に……小型ビークルの可能性 全 4 枚 拡大写真

ヤマハ発動機では「ジ・アート・オブ・エンジニアリング」をテーマにブースを構成し、「さながらミュージアムで作品を鑑賞するような」演出。既存のモーターサイクル概念から飛躍し、「21世紀のパーソナルビークル」としてあるべき姿を提案している。

【画像全4枚】

ヤマハでは電動スクーターの『パッソル』を販売しているが、その技術をもとにした小型ビークルを公開している。『ディバイド』ではフレーム中央にピボットを設け、折りたためるようにしたもの。有機的なデザインは「メタルアート・コミューター」を標榜したもので、住宅内に置いたときはオブジェとなることを想定したもの。

五角形のフレームが目を引く『ポッケ』は「マルチファンクション・コミューター」という提案。青い透明樹脂で覆われたユーティリティスペースには予備のバッテリーや携帯充電器を収納できる。「ポッケ」という名称はかつてヤマハから販売されていた小型ホビーモーターサイクルに由来する。

『FC06』はメタノールを改質する燃料電池を搭載したスクーター。燃料電池が普及すれば、コンビニエンスストアなどで手軽に燃料が購入できるようになるかもしれないという未来予測をしている。

このほか、前輪のホイールにモーターを内蔵して押し歩きの際にパワーアシストを行なうスクーター『マブリス』や、走行状態に応じて音を奏でる『ドルサウインド』など、これまでにない小型ビークルが展示されている。

《》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  4. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  5. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る