トヨタ単独決算、スモールカー人気で増収減益

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車が発表した2003年9月中間期の単独決算によると、売上高は前年同期比2.3%増の4兆3021億円だったが、営業利益は同2.6%減の4591億円と減益となった。

連結決算は増収増益で、過去最高ラッシュだが、好調の柱が北米を中心とした海外事業とダイハツ工業、日野自動車に依存しているためだ。

減益要因では、スモールカーが増えたため、モデルミックスが悪化し500億円減益となったほか、為替差損300億円などがあり、原価低減による増益効果800億円を打ち消した。

経常利益は同6.0%増の5105億円、当期純利益が同11.6%減の3380億円だった。期中の国内生産台数は同0.4%増の168万2000台と微増、海外生産台数は同19.2%増の130万2000台だった。

通期見通しは売上高が同0.4%減の8兆7000億円、営業利益が同16.4%減の7200億円、経常利益が同10.4%減の8000億円で、最終利益が同19.6%減の5100億円と、減収減益ながら期初予想に比べて大幅に上方修正した。

中間配当は20円で、前年同期よりも4円増配する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る