日産単独決算で課題を露呈

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日産単独決算で課題を露呈
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日産自動車が発表した2003年9月中間期の単独決算によると、売上高は前年同期比3.4%増の1兆6556億円、営業利益が同1.6%減の1497億円となり、増収減益となった。

経常利益は同2.0%増の1413億円で、当期純利益は同257.8%増の753億円と大幅増益で、営業利益を除いて増収増益だった。

期中の生産台数は同6.3%増の72万5000台。売上台数は、国内が同0.7%増の39万1000台、輸出が同4.1%増の34万3000台だった。同社では、国内販売が計画よりも下回っており、年間販売も10月に2万台下方修正し86万台とした。このままでは中期経営計画「日産180」の販売目標100万台増で、国内販売が足を引っ張る可能性もある。

連結決算では好業績を上げているが、これは北米やアジアが好調なためで、国内販売立て直しが大きな課題となりそうだ。単独決算の通期見通しは未公表。中間配当は4円増配して8円とする。

《レスポンス編集部》

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