ヤマハ中間決算---純利益は過去最高、財務体質も改善

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ヤマハ中間決算---純利益は過去最高、財務体質も改善
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ヤマハ発動機が発表した2003年9月中間期の連結決算によると、売上高は前年同期比0.8%増の5300億円と微増だったが、当期純利益が同67.1%増の192億円の過去最高となり、大幅増益を確保した。

営業利益は同9.0%減の373億円、経常利益が同5.4%減の362億円となった。これは北米の二輪車とATV(四輪バギー車)の流通在庫削減と出荷調整した影響が大きかった。ただ、アジアの二輪車やIM(産業用ロボット)事業の好調だった。

当期純利益が増益となったのは前年同期に連結調整勘定95億円を特別損失として一括償却したためだ。

今上期の株価上昇で、転換社債361億円が株式に転換され、有利子負債は減少、自己資本比率も向上し、財務体質が大幅に改善した。

通期見通しは、売上高が1兆200億円、営業利益710億円、経常利益が710億円、当期純利益が400億円と利益を上方修正した。

《レスポンス編集部》

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