高速道路で誤進入老人と衝突---84歳自転車で逆走

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15日早朝、福岡県北九州市門司区内の北九州都市高速道路4号線で、上り線の右側車線を走っていた29歳の男が運転する乗用車が、対向するように進行してきた自転車をはねた。この事故で自転車に乗っていた84歳の女性が即死している。

福岡県警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは15日の午前6時5分ごろだといぅ。これに先立つ午前6時ごろ、県警に対して「北九州都市高速の4号線を老人が乗った自転車がゆっくりとした速度で走っていて危険」との110番通報が寄せられた。警察では老人が高速道路に迷い込んだ可能性が高いと判断。目撃現場近くにパトカーを向かわせた。

しかし、この自転車は午前6時5分ごろ、北九州市門司区柳町4丁目付近で29歳の男が運転する乗用車と正面衝突する事故を起こした。乗用車は事故当時に右側車線を走っており、右カーブを抜けた直後に衝突事故を起こした。乗用車側からは死角にあたり、ましてや自転車が通行しているとは思っていないから回避動作もできなかったようだ。自転車に乗っていた84歳の女性は出血性ショックで即死している。

警察では乗用車を運転していた男を業務上過失致死容疑で逮捕したが、現場の道路構造からも男の不注意を問うのは困難な状況にあるという。

《石田真一》

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