スポーツカーも制御できなければ自らを殺す凶器に

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16日深夜、岐阜県真正町内の町道で20歳の男性が運転する乗用車が電柱に激突し、同乗していた2人も含め、3人全員が死亡するという事故が起きた。現場は比較的見通しの良い道路であることから、警察では著しいスピードの出し過ぎが事故につながったとみている。

岐阜県警・北方署の調べによると、事故が起きたのは16日の午後10時50分ごろとみられている。真正町軽海付近の町道で、20歳の男性が運転する乗用車が電柱に激突。弾みで近くの農業用ビニールハウスに突っ込んだ。

この事故でクルマは車体右側を中心に大破し、運転していた20歳の男性が全身を強く打って即死。同乗していた24歳と25歳の男性は収容先の病院で死亡が確認されている。

現場は緩いカーブで、見通しは悪くないという。事故を起こしたクルマは若者に人気の4輪駆動タイプの高性能スポーツカーで、現場にブレーキ痕などが無いことから、警察では著しい速度超過の末、コントロールを失う形で電柱に真横から突っ込んだのではないかとみている。

《石田真一》

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