太陽の光が眩しくて列車と衝突

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17日早朝、栃木県大平町にある東武鉄道・東武日光線の踏切で、遮断機を突き破って踏切内に進入してきた乗用車が6両編成の準急電車と衝突する事故が起きた。乗用車は線路内に約7m押し出されたたが、運転していた59歳の男性は無事だった。

栃木県警・栃木署の調べによると、事故が起きたのは17日の午前6時30分ごろ。大平町川連付近にある東武日光線・栃木〜新大平下駅間の踏切で、1台の乗用車が遮断機を突き破って進入。直後に新栃木発北千住行きの上り準急電車(6両編成、乗客約300人)と衝突した。

電車は進入してくる乗用車の存在に気づき、すぐに急ブレーキを掛けたが間に合わず、乗用車を線路内に押し出す形で約7m進み、ようやく停止した。乗用車を運転していた59歳の男性は無事で、電車の乗客にもケガ人はいなかった。

警察では乗用車を運転していた男性から過失往来危険容疑で事情を聞いているが、取調べに対してこの男性は「進行方向に太陽があり、眩しすぎて踏切の遮断機が下りていることがわからなかった。気がついたのは遮断棹が車体に当たったときの音で、そのときにはもう遅かった」などと話しているという。

進行方向の太陽の光が眩しくて赤信号に気づかず交差点に進入し、他車と衝突するという事故はこれまでにも何件か発生しているが、「列車との衝突事故は極めて珍しいのではないか」と警察ではコメントしている。

《石田真一》

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