【新聞ウォッチ】ゴーン社長、“女性の視点”国内販売網の強化にも……

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年11月19日付

●ブレーク:井上隆裕・ヤナセ社長、再建にメド、久々の遠出も(読売・10面)

●奥田碩日本経団連会長が会員企業にわび状(読売・11面)

●ETC車夜間割引28日から、首都高、最大42%引き、3か月試行(朝日・3面)

●ホンダ、タイ工場でもフィット生産(朝日・10面)

●ホンダが「HONGDA」提訴、中国の二輪車、似た商標(朝日・10面)

●私の視点:妊婦と車、シートベルトが胎児も守る。市川政雄・東大医学部助手(朝日・12面)

●熱き思い、企業にかける:光岡自動車目標はファッションカーナンバーワン/中国も照準(産経・8面)

●トヨタばかり、なぜモテる。官民が求める「人材バンク」「製造思想」各社導入相次ぐ(産経・11面)

●いまこの人に、日産・店舗開発部長、野村紀子さん(48)国内販売網を強化(東京・8面)

●燃料電池車、日産、小型の補助電源、薄型リチウムイオン電池開発、体積・重さ半分(日経・11面)

●マツダ・井巻久一社長、ブランド力まだまだ(日経・11面)

ひとくちコメント

大量リコールの発生などで国内販売の苦戦を強いられている日産自動車。だが、「ゴーン改革」の目標である世界販売100万台増のうち、国内販売30万台上乗せ計画は変わっていない。

その国内販売最前線で新規出店や既存店の改装、顧客対応のサービス向上などの陣頭指揮をとっているのが野村紀子・営業本部店舗開発部長。きょうの東京が「いまこの人に」というタイトルの連載企画の中で、野村部長を直撃、インタビュー構成で掲載している。

役員でもない部長職が紙面の半分を割いて顔写真入りで大きく取り上げられるのも異例だが、野村部長といえば、男性社員も顔負けのバイタリティ溢れるパワーがゴーン社長の目に止まり、昨年4月から営業本部店舗開発部長に大抜擢されたキャリアウーマン。

ゴーン氏の目標が予定通り達成できれば、さらに、次のキャリアアップも期待できるだけに、しばらくは野村部長の手腕に注目したい。

《福田俊之》

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