日韓FTA交渉、韓国側の自動車関税が焦点に

自動車 社会 社会

日本と韓国のFTA(自由貿易協定)交渉が年内にスタートするが、協議では韓国側の自動車関税が最大の焦点となる見通しだ。韓国は現在、完成車、自動車部品ともに8%の関税を課しており、その撤廃手順が焦点となる。

政府筋は19日までに、自動車の関税については一定の期間に一定の台数をゼロ関税にして段階的に市場開放する「関税割当」方式が有力になるとの見通しを示した。交渉が中断している日本とメキシコのFTA交渉でも、自動車についてはメキシコ側が9年間にわたって関税割当を行い、10年目から関税を撤廃することで基本合意している。

韓国での日本車販売は、トヨタ自動車が高級車の「レクサス」ブランドで進出、輸入車ではトップにつけるまでになっている。このほか、ホンダも現地のディーラーと共同で、来年から本格販売に乗り出す計画。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. インフィニティの最上位SUV『QX80』に初の「スポーツ」グレード登場
  5. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る