日韓FTA交渉、韓国側の自動車関税が焦点に

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日本と韓国のFTA(自由貿易協定)交渉が年内にスタートするが、協議では韓国側の自動車関税が最大の焦点となる見通しだ。韓国は現在、完成車、自動車部品ともに8%の関税を課しており、その撤廃手順が焦点となる。

政府筋は19日までに、自動車の関税については一定の期間に一定の台数をゼロ関税にして段階的に市場開放する「関税割当」方式が有力になるとの見通しを示した。交渉が中断している日本とメキシコのFTA交渉でも、自動車についてはメキシコ側が9年間にわたって関税割当を行い、10年目から関税を撤廃することで基本合意している。

韓国での日本車販売は、トヨタ自動車が高級車の「レクサス」ブランドで進出、輸入車ではトップにつけるまでになっている。このほか、ホンダも現地のディーラーと共同で、来年から本格販売に乗り出す計画。

《池原照雄》

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