日産ディーゼル、通期最終利益見通しは440億円の赤字に

自動車 ビジネス 企業動向
日産ディーゼル、通期最終利益見通しは440億円の赤字に
日産ディーゼル、通期最終利益見通しは440億円の赤字に 全 1 枚 拡大写真

日産ディーゼル工業は20日、2004年3月期連結決算の最終利益予想を、440億円の赤字へと下方修正した。9月に発表した長期経営計画に基づく、財務リストラによるもの。

期初の予想では、今期最終損益は、20億円の黒字を見こんでいたが、9月30日に、銀行団や日産自動車による、1060億円の債務株式化を柱とした新長期経営計画を発表。

同計画のなかで、将来の経営基盤強化に向けて、群馬工場の減損処理100億円、退職給付処理250億円、販売会社の持つ債権の分類見直しによる追加引当て120億円などを、今期中に損失として計上する方針を示していた。

04年3月期見通しの440億円の赤字は、これら損失を計上することによるもので、主に、下期に計上することになる群馬工場の減損処理分と退職給付処理分で赤字が膨らむ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. 高級車ブランド「ジェネシス」、新型ミッドシップでGTレース参戦へ意欲「もちろん富士6耐でるよな?」と期待の声
  3. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  4. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  5. エンジンルーム内の熱対策に効果! スバル『WRX STI』用冷却プレートをタナベが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る