東風汽車が4カ年計画---日産ブランドは28万台に

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東風汽車が4カ年計画---日産ブランドは28万台に
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日産自動車の中国合弁会社である東風汽車(ドンフェン)は24日、2004年から07年までの4カ年事業計画「プラン2キュービック」を発表した。最終年に販売台数、売上高の倍増と2ケタ台の売上高営業利益率を目指すもので、3つの「2」をキーワードとしている。

計画では、今年の販売見通し30万台(旧東風分含む)を07年には62万台とする。日産によると、このうち28万台が同社ブランドによる乗用車で、34万台が東風ブランドの商用車となる。日産ブランドの乗用車は今年7月に発売した『サニー』(陽光)を含め、06年までに6車種を投入する。

日産との合弁で新たに設立された東風は、今年7月に営業開始しており、今年下期(7−12月)の売上高は170億元(約2240億円)、営業利益率は8%の見通し。最終年には売上高800億元(約1兆540億円)、営業利益は80億元を目指し、同利益率10%の達成を目標にする。

日産出身の中村克己総裁兼CEOは「日産と東風の経験を相互補完し、高収益の成長を目指す」としている。

《池原照雄》

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