盗難車の1台が正面衝突、もう1台が驚いて自損?

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23日深夜、栃木県西那須野町内の国道461号線で、会社に戻る途中だった運転代行業者の乗用車が、対向車線からセンターラインを越えて逸脱してきた別のクルマと正面衝突する事故を起こした。

事故原因となったクルマは盗難されたもので、運転していた男は事故後に逃走している。

栃木県警・大田原署の調べによると、事故が起きたのは23日の午後11時15分ごろだという。西那須野町一区町付近の国道461号線で、運転代行業者に勤務する32歳の男性が運転するクルマが、猛スピードで対向車線側に逸脱してきたクルマと正面衝突した。

この事故で運転代行業者のクルマは大破し、運転していた男性が3時間後に収容先の病院で死亡。同乗していた28歳の男性も重傷を負った。

事故の要因となったクルマは衝突後に路外へ逸脱していたが、このクルマを運転していた男はクルマを放置して現場から逃走した。

また、衝突地点の近くには別のクルマも電柱に衝突している状態で発見されたが、こちたらにも運転者の姿が無いことから警察で確認を行ったところ、2台はいずれも盗難車であることが発覚した。

このうち、代行業者のクルマと衝突事故を起こしたものは福島県内の自動車販売店から9月上旬に、電柱と衝突したクルマについては今月上旬に栃木県内の自動車販売店から盗まれたものだと判明している。

警察では何者かが盗難車を運転中、運転を誤るなどの事故を起こしたものとみているが、3台のクルマがどのように絡んだのかについては車両検証を進めて解明していくという。また、事故現場からは30歳前後の男がふらつきながら徒歩で逃げたとの情報もあり、警察がその行方を追っている。

《石田真一》

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