ロンドンで、道路の改善や安全性向上への投資増加

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ロンドンで、道路の改善や安全性向上への投資増加
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英国の首都ロンドンのケン・リビングストン市長は、25日、同市の道路の改善や、歩行者への安全性向上、公共交通機関の整備のために、総額1億4700万ポンド(272億円)の投資を2004年度に実施する、と発表した。これは、例年の投資額よりも50%多いものである。

同市長は、「この投資は、これまでで最大の規模となる。ドライバーも、歩行者も、バスなどの利用者も、恩恵を受けるだろう」とのコメントを発表している。

投資の主な内訳は、道路のメンテナンスや橋の補強に5230万ポンド(97億円)、バス路線の改善に2140万ポンド(40億円)、道路の安全性向上に2120万ポンド(39億円)、歩道とサイクリング用レーンの整備に1150万ポンド(21億円)、通学用道路の安全性向上に650万ポンド(12億円)など。

同市長は、来年6月に出馬予定のロンドン市長選の公約として、渋滞課金エリアの拡大を発表している。道路や公共交通機関の改善をすすめることで、この公約に対する批判を封じ込めようという狙いもあるようだ。

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