三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社のMMSPは、FIA世界ラリー選手権(WRC)復帰に向けて、新型ワールドラリーカーの『ランサーWRC04』を開発し、28日から開催されるドイツのエッセンモーターショーで世界に先駆けて公開する。
ランサーWRC04は、三菱自動車の30年以上のラリー活動で培った実戦経験と最新技術を組み合わせ、WRC出場を目的にしたワールドラリーカー車両公認規定に基づいて開発された。
三菱自動車では、04年1月に開催されるモンテカルロラリーからWRCに2年ぶりに復帰し、9月に日本で初めて開催されるWRC日本ラリーを含む2004年シリーズ全16戦に参戦する。
ワールドラリーカーは、ランサーをベースに、日本と欧州の開発拠点の機能を最大限に活用して開発した。