【ダイハツ『タント』発表】リッターカー並みのディメンション

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【ダイハツ『タント』発表】リッターカー並みのディメンション
【ダイハツ『タント』発表】リッターカー並みのディメンション 全 2 枚 拡大写真

『タント』の最大のセールスポイントは、軽自動車ながら、小家族ならファーストカーとしても充分に使えるほどの豊かなスペースユーティリティだ。

軽のボンネット付きミニバンの中で最大のスペースユーティリティを実現するため、ダイハツの軽ミニバン『ムーヴ』のパワートレインやフロアを流用しつつも、ディメンションの見直しを徹底的に行っている。

ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mm。ムーヴに比べて全高が95mm高く、ワンボックスタイプを除いた軽ミニバン中、もっとも高いルーフを持つ。

ホイールベースもムーヴ比で50mm拡大され、2440mmに。これはリッターカーのトヨタ『ヴィッツ』の2370mmをも大きくしのぐ数値だ。室内容積は実に国産の1.5リットルクラスと同等となる、3.5立方メートルを確保している。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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