「怖くなって逃げた」ひき逃げ犯は83歳

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兵庫県警は11月29日、77歳の女性を軽自動車ではねて死亡させたとして、83歳の女を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。女は容疑を認めており、「怖くなって逃げた」と供述しているという。

兵庫県警・福崎署の調べによると、事故が起こったのは11月27日の午前5時ごろだという。香寺町溝口付近の国道312号線で、道路を横断しようとしていた77歳の女性がクルマにはねられるという事故が起きた。女性は事故直後に発見されて病院に運ばれたが、多臓器不全で死亡した。

事故を起こしたクルマはそのまま現場から走り去ったことから、警察では死亡ひき逃げ事件と断定。現場で回収した破片を元に車種を特定し、近隣で登録されているクルマを調べていたところ、市川町に住む83歳の女が所有する軽自動車の前部が破損していることを発見した。

警察が所有者の女に対して任意同行を求め、福崎署で事情を聞いていたところ、ひき逃げを行ったことを認めたため、逮捕した。

取り調べに対し、女は「事故を起こしたことはわかっていたが、怖くなって逃げた」と供述しているという。警察では事故の状況などをさらに調べ、どのような経緯で事故に至ったのかを調べていく方針だ。

《石田真一》

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