日産自動車と中国・東風グループの合弁会社、東風汽車の中村克己総裁兼CEOは3日、東京の日産本社で会見し、来年には2番目の新モデルとして日産の『ティアナ』をベースにした上級セダンを生産・販売する計画を明らかにした。日産ブランドでの販売となる。
東風は2004年から07年までの中期計画をこのほど策定、乗用車については最終年に30万台(一部東風ブランド含む)の販売を計画している。日産ブランドの乗用車については、7月に『サニー』(陽光)を発売しているが、最終年まで合計6モデルの新車を投入する計画。
中村総裁は、残り4モデルは05年に2車種、06年と07年に各1車種を投入する計画を示した。05年以降の4モデルについては「エントリーカーや多目的車になる」と説明、『マーチ』クラスの乗用車も現地生産する方針を明らかにした。